ケース2 糖尿病診断と同時に目に合併症
黄斑浮腫は注射で改善(気付き~検査)

東京都の松本さん(仮名、67歳)は、健康診断で思いがけず糖尿病と診断されました。同時に受診を勧められた眼科では「糖尿病網膜症」が見つかりました。
その後、視力低下から「糖尿病黄斑浮腫」も分かりましたが、注射で症状が治まり、もうすぐ産まれるお孫さんとの生活を楽しみにしています。

体験談 画像

松本さん(東京都)     女性 67歳

症状:視力低下
病名:糖尿病網膜症・糖尿病黄斑浮腫

自分の健康に無関心だったが糖尿病が発覚

画像専業主婦で、子育ても一段落しましたが、息子が長い間アメリカに留学していたため、その健康が気がかりでした。
何かあれば、自分が渡米しなくてはいけないぐらいの心積もりでいました。
ただし、自分の健康については、ほとんど無関心でした。
3年程前に息子が帰国したのを期に、自治体で行っている健康診断を受けてみることにしました。
概ね問題はなかったのですが、血液検査でHbA1c値が9と高く、糖尿病の疑いを指摘されました。
とても驚きましたが、これといって気になる症状がないので、医療機関に行く気にはなれませんでした。
しばらく様子を見ようと、インターネットで血糖値が測定できるキットを購入してみました。
測ってみると、血糖値が高いことが分かったので、自宅近くの糖尿病専門医を受診してみることにしました。

血液検査、尿検査、簡単な眼科検査を受けた後に、糖尿病と確定診断が下りました。
やっぱり本当に病気だったのですね。後から振り返ってみると、喉の渇きや多尿といった症状があったような気がします。

経過観察中に視力が急激に低下

画像あわせて、医師からは、糖尿病にはいろいろ合併症が起こる危険性を知らされました。
仮に糖尿病網膜症になっている場合、この状態を早期に改善しなければ失明に至る恐れもあると言われたため、目には異常を感じていませんでしたが非常にショックを受け、涙がこぼれました。
悲しんでばかりもいられないので、すぐに紹介先の眼科を受診しました。
糖尿病網膜症と確定診断されたことで、とても不安になりましたが、特に深刻な状況ではないということでした。
当初は2カ月に1回ほど眼科へ通院して、視力検査のみを受けていました。

半年ほどしたある日、突然、右目の視力が悪化し、新聞が読みにくくなりました。
慌てて眼科医を受診すると、「毛細血管から血液成分が染み出て、網膜の黄斑と呼ばれる大事な部分にむくみが生じている」と言われ、「糖尿病黄斑浮腫」と診断されました。
このむくみを取るために、レーザー治療を勧められました。
レーザーは痛いのではないだろうかととても心配で、別の治療法はないかと、息子に調べてもらうことにしました。

L.JP.MKT.OP.06.2016.0793